「全国都市緑化フェアー」のメイン会場、水前寺江津湖公園

2022年の3月~5月にかけて「全国都市緑化フェアー」が水前寺江津湖公園などで開催されます。全国から大勢のお客様がいらっしゃいます。熊本市民あげて、この一大イベントが大成功するように、最善を尽くしたいものである。さて、水前寺江津湖公園の売りは何か、それは地下水ではないでしょうか。国連も認めた、地下水都市熊本をPR、宣伝する絶好の機会と思われます。江津湖からの素晴らしい夕日を全国のお客様に是非見ていただきたいものです。

水前寺江津湖公園は広さ、126ヘクタールで、なんと東京ドーム27個分の面積がある。遊歩道は長さ約5キロにもなる。この湧水は公園の南にあたる、広木地区にある自噴の湧水である。広木地区にはこういう自噴が3か所、点在している。公園全体の一日の湧水量は47万トンである。地下水都市熊本の代表、シンボルが水前寺江津湖公園である。

この建物は県立図書館である。この池からも、阿蘇からの伏流水が大量に湧いてくる。明治の有名な俳人、高浜虚子は「縦横に水の流れや芭蕉林」と詠んだ。水前寺江津湖公園の湧水は託摩台地の突端、際から漏れ出ている。阿蘇に降った雨などが20年の歳月、時間をかけてここで湧いているのである。湧水があると「夏は涼しく冬は暖かい」と言われている。

水前寺公園はいつ来ても趣のある大名庭園です。熊本地震ではこの池は、ほとんど水がなくなりました。それが、どうでしょう、不思議なことに池の水が徐々に増えていきました。地震後すぐに、大量の水を池に入れましたが、ザルに水を入れるがごとくに池に水はたまりませんでした。そういうことで、水前寺公園の池は謎、不思議がいっぱいです。水前寺公園の透明感のある湧水を是非、見に来ていただきたいと思います。

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