秋のフットパスは漱石ゆかりの地を訪ねます(令和5年、10月15日と11月19日の2回)

夏目漱石は29歳の時、五高の英語教師として赴任しました。漱石は生徒達と真剣に交わります。また熊本で夫となり父親になります。同僚とも真面目に付き合いました。九州各地に旅をして、そこで多くの俳句を詠みました。色々な体験が後の小説で花開きます。そんな、熊本時代の”漱石ゆかりの地を訪ねるフットパス”に参加されませんか。熊本市認定の水守ガイドが面白く案内します。

●日時 10月15日 11月19日 受付8時40分 開始9時~解散13時

●集合場所  熊本市役所正面入口  解散 上江津湖の五高の艇庫跡

●参加費  1200円(公園入園料 保険料 資料代 ガイド料)

●行程 市役所→第五旧居→水前寺公園→第三旧居→ジェーンズ邸→上江津湖※通町筋電停~水前寺公園電停は電車利用

●準備する物 電車賃180円 飲み物 マスク(電車に乗りますので必ず)

●主催 熊本面白倶楽部 永田 携帯電話 090-2858-4760

ここは第三旧居です。明治30年の暮れ、この家から同僚の山川信次郎と小天温泉に出発しました。小天温泉旅行の体験は、後に小説草枕をうみます。漱石は生涯に2600あまりの俳句をつくっています。熊本時代に約1000句つくりました。2600句のなかで一番の秀作は、ここ水前寺成趣園にあります。

漱石は芭蕉が大好きだったようで、芭蕉の句を多く詠んでいます。驚くことには、最後の北千反畑町の第六旧居には今でも芭蕉があります。高浜虚子の「縦横に水の流れや芭蕉林」の句碑もここにあります。

明治30年2月14日、五高のボートレースがここ下江津湖で開催されました。漱石も職員の部で参加しました。漱石はボートが好きで得意だったようです。令和5年の夏、ここ下江津湖で花火大会が久しぶりに開催されました。

 

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